現役ケアマネージャーが強力サポート!ケアマネ合格の要点を濃縮しました!

医療・保健問題 ケアマネージャー試験

ケアマネジャー試験の予想問題とか模擬試験とかの情報ってありますか?

HOME / 予想問題・模擬試験 目次 / 医療・保健分野(問題27~問題45)

ケアマネ予想問題・模擬試験

医療・保健分野

問題27 摂食、嚥下に関して適切なものはどれか。3つ選べ。

1.食物が摂取され体外に排出される過程は、食欲から摂食、咀嚼、嚥下、消化・吸収、排泄の順序である。

2.高齢者の場合、味覚の低下の原因としては、薬剤の副作用、口腔乾燥、口腔真菌症等が多い。

3.歯に痛みなどがある場合、口腔清掃を行ってはならない。

4.加齢に伴う口腔の変化としては、口腔粘膜の萎縮、歯槽骨の吸収、咀嚼筋の筋力低下などがある。

5.歯の噛み合わせは、咀嚼、嚥下機能に影響するが、全身の能力、姿勢の制御には影響しない。

問題28 疾病等について適切なものはどれか。3つ選べ。

1.尿路感染症の主な症状としては、頻尿、排尿時痛、発熱、などが挙げられる。

2.高齢者の肺炎の特徴としては、若年者に比べ誤嚥性肺炎が多いこと、また、食欲低下や全身倦怠感などの非特異的な初発症状を呈する場合が多いことが挙げられる。

3.高齢者に多い呼吸器感染症は、肺炎、気管支炎、膿胸、肺結核などである。

4.MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の保菌者は、在宅では個室に隔離する必要がある。

5.褥瘡発生を促す局所因子には、低栄養、貧血があり、全身性因子としては、圧迫、摩擦がある。< /p>

問題29 次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。

1.血清中のグロブリン値は、栄養状態を評価する最も良い指標である。

2.筋萎縮性側索硬化症(ALS)では、眼球運動は末期まで保たれる。

3. 骨粗鬆症は、長期のステロイド剤の使用によっても生じる。

4.CRP(C反応性蛋白)は、悪性腫瘍では減少することが多い。

5. 異型狭心症では、発作が起きていない場合でも心電図異常を示すことが多い。

問題30 次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

1.腎不全の場合には、摂取エネルギー量を十分確保する。

2. 糖尿病の三大合併症は、網膜症、腎症、下肢の壊疽(えそ)である。

3.肝硬変における腹水の貯留の評価には、腹囲や体重の測定が役立つ。

4. 気管切開を行い、気管カニューレを使用する場合には、全く発声が出来なくなる。

5. インスリンの在宅自己注射をしている者の意識障害は、低血糖ばかりでなく高血糖でも引き起こされる。

問題31 高齢者の症状や検査について適切なものはどれか。2つ選べ。

1.高齢者では、たとえ血清クレアチニン値が正常でも、糸球体ろ過率(クレアチニンクリアランス)が低下していることがあり、薬剤の副作用には注意が必要である。

2.不整脈を詳しく調べるために24時間心電図(ホルター心電図)が測定されるが、心身の負担になるため、高齢者ではほとんど利用されない。

3.体重は栄養状態が不良な場合でも、浮腫性疾患(心不全、ネフローゼ、肝硬変)では増加することがある。

4.血清アルブミン値は、高齢者の栄養評価の指標の1つであり、加齢に伴って低下することはない。

5.骨密度は、成人後は加齢とともに低下するが、特に男性においてその低下が著しい。

問題32 褥瘡の発生要因とその予防策として、より適切なものの組み合わせはどれか。3つ選べ。

1.栄養不良-----------------------------------状態に応じた栄養の補給

2.便失禁などによる不潔な皮膚状態----------------クッションによる皮膚の保護

3.体位変換が困難な場合の体重による皮膚の圧迫 ----エアマットなどの予防用具の使用

4.汗などによる持続的な皮膚の湿潤----------------入浴や清拭によるスキンケア

5.堅いシーツや衣類などによる皮膚の摩擦-----------薬物療法

問題33 精神に障害がある高齢者について適切なものはどれか。3つ選べ。

1.統合失調症は、40歳以降に発症することが多い。

2.知的障害がある者の理解力や日常生活行動の状況は、一人ひとり異なるため、その者が理解できる言葉や伝え方に留意する必要がある。

3.気分障害の症状の出現や再燃は、環境の変化に影響を受けるが、睡眠の量や質には影響を受けない。

4.アルコール依存症の者には、酒を飲まない環境を整備するとともに、本人が飲んでいないときに、立ち直りのための支援を行う必要がある。

5.神経症の者の頭痛、腹痛などの不定愁訴やチックなどの原因は、日常生活の中での不安であることが多い。

問題34 ターミナルケアについて適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 在宅における家族への死の教育の目標は、家族の不安を解消しながら、同伴者として最期までそば に寄り添うことを可能にすることである。

2.在宅での症状緩和が図れない場合には、一時的な入院による対応を検討する必要がある。

3.死が間近に迫り本人の意識が低下し始めた場合には、聴覚も消失するので、語りかけや声かけを 行う意味はない。

4. 痛みの訴えは、身体的な要因によるものであるため、医療処置のみで対応できる。

5. 鎮痛薬のモルヒネを使用する場合には、嘔気や嘔吐、便秘などの副作用の対策を行う。

問題35 在宅医療について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1.点滴回路(点滴ルート)にフィルターを用いて在宅中心静脈栄養を行っている場合には、感染の危険性はない。

2.在宅酸素療法を実施している場合には、禁煙を徹底することが重要である。

3.人工呼吸器を装着している場合には、急変時や機器の故障時のため、主治医や呼吸器供給業者への連絡体制を確認しておく。

4.がん性疼痛のコントロールは、経口薬剤を使用しても困難であり、頻回の注射による鎮静が欠かせない。

5.経管栄養を実施している場合は、栄養がすべて吸収されるために、便秘や下痢の心配はない。

問題36 高齢者の在宅医療について適切なものはどれか。2つ選べ。

1.気管カニューレを挿入している場合には、急激な呼吸状態の変化が予測されるため、気管切開部の管理を十分に行い、適切に吸引を実施し、喀痰の状態などを観察する。

2. 自己腹膜灌流法(CAPD)による人工透析は、在宅での管理が可能であり、血液透析に比べて通院回 数が少なくてすむ。

3.在宅で人工呼吸器を使用している場合には、装着者の不安を避けるため、作動が正常であればアラームは解除しておく。

4.在宅中心静脈栄養を行っている場合には、ポート針の交換は、感染予防のため必ず医療機関に入院して行う。

5. 胃ろうのバルーンカテーテルが自然抜去しているのを発見した際は、ろう孔が自然に閉鎖するのを確認した上で、主治医又は訪問看護師に連絡する。

問題37 次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 老化に伴う乾燥した皮膚には、かゆみが出現し、さらに皮脂欠乏性湿疹が生じることがある。

2.膀胱留置カテーテル使用中は、尿路感染を予防するため、毎日膀胱洗浄を行う。

3.手は汚れやすく感染源となりうるので、インフルエンザ予防のためにも、手洗いの励行が推奨される。

4. 義歯は汚れやすいので、取り外しのできる場合には、少なくとも1日1回は熱湯消毒をする。

5. 陰部は汚れやすいので、放置すると褥瘡(じょくそう)や皮膚炎、尿路感染症などの原因となる。

問題38 食事・栄養について適切なものはどれか。3つ選べ。

1. 貧血は、栄養障害とも関連する症状であり、血清アルブミン値が低下した状態のことをいう。

2. 栄養・食生活アセスメントに必要な情報は、食事調査、身体計測、生理・生化学検査の結果などである。

3. 高齢者に低栄養状態をもたらす原因は、ビタミンとミネラルの摂取不足である。

4. 高齢者の脱水予防のためには、食事やおやつ時の水・お茶などに加え、適宜水分を摂取できるよう にすることが必要である。

5.BMI(ボディ・マス・インデックス)は、肥満の程度を評価するときに用いる。

問題39 感染症について適切なものはどれか。2つ選べ。

1.ノロウイルス感染症の場合、下痢などの症状がなくなっても、便からのウイルスの排出が続く。

2.高齢者が感染症による下痢をしている場合には、脱水を防ぐため直ちに下痢止め(止瀉薬)を用
いる。

3.MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の保菌者に対しては抗菌薬による除菌を行い、除菌が確認されるまで個室に隔離する。

4. 感染症では、高蛋白血症を呈することもある。

5. 介護保険施設において入所者がインフルエンザ予防接種を行っていれば、介護者は予防接種の必要はない。

問題40 がんについて適切なものはどれか。3つ選べ。

1.喫煙は、肺がんだけでなく、他の臓器がんのリスクを高める。

2.回復の見込みがあっても長期療養が予想される場合には、がんも介護保険法上の特定疾病となる。

3.肝がん及び子宮頸がんの多くは、ウイルス感染が関与している。

4.市町村のがん検診は、国の指針により、がんの罹患率を考慮して65歳以上の者のみを対象に実施される。

5. 我が国では、男女ともに肺がんと大腸がんの死亡率が上昇している。

問題41 介護保険の訪問看護について正しいものはどれか。2つ選べ。

1.訪問看護の際、利用者の病状に急変が生じた場合には、臨時応急の手当を行うとともに、主治医へ連絡して指示を求める。

2.訪問看護を実施するたびに訪問看護報告書を主治医に提出すれば、主治医の指示は必要がない。

3. 訪問看護の内容には、病状の観察のほか、診療の補助としての医療処置、服薬管理、機能訓練が含まれる。

4.訪問看護計画書については、十分な説明をして利用者の同意を得られれば、必ずしも利用者に交付をしなくてもよい。

5. 病状の急変時に主治医から特別指示書が交付された場合には、1週間に限り、介護保険による訪問看護を毎日提供することができる。

問題42 リハビリテーションについて適切なものはどれか。2つ選べ。

1.通所リハビリテーションにおいては、常に理学療法士がリハビリテーションの計画を立案し、作業療法士、言語聴覚士、介護福祉士等に指示を行う。

2.訪問リハビリテーションは、心身に障害があるため外来・通所リハビリテーションが困難な高齢者のみを対象としている。

3.訪問リハビリテーションにおいては、ある程度、要介護度別に重点的目標を設定することが可能である。

4.通所リハビリテーションは、介護老人福祉施設と介護老人保健施設で実施される。

5.要支援者に対する訪問リハビリテーションは、一般的に予防的リハビリテーションが主体となる。

問題43 訪問看護および介護予防訪問看護について適切な物はどれか3つ選べ。

1.訪問看護ステーションの管理者は、看護師以外に理学療法士なども認められている。

2.パーキンソン病の患者については、進行状況に関わらず、訪問看護は医療保険からの給付となる。

3.訪問看護指示書の有効期限は、6ヵ月以内とされている。

4.訪問看護は、同居家族に対してのサービス提供は認められていない。

5.5.介護予防訪問看護の内容には、病状の観察など以外にも、リハビリテーションも含まれている。

問題44 居宅療養管理指導について正しいものはどれか。3つ選べ。

1.口腔内の清掃又は有床義歯の清掃に関する指導は、歯科衛生士だけでなく、保健師や看護師、准看護師も行うことができる。

2.保険医療機関又は保険薬局が居宅療養管理指導を行う場合には、必ず、介護保険法に基づく指定事業者としての申請を行い、改めて指定を受けなければならない。

3.居宅要介護者は、介護保険のサービスを受ける際、必ず居宅療養管理指導を利用しなければならない。

4.居宅療養管理指導とは、居宅要介護者に対して、医療機関や薬局の医師、歯科医師、薬剤師などにより行われる療養上の管理及び指導である。

5.サービス担当者会議は、居宅療養管理指導で訪問する医師と訪問先でも開催できる。

問題45 居宅サービスについて適切なものはどれか。2つ選べ。

1.介護保険の訪問リハビリテーションのみを利用する場合であって、既に居宅サービス計画が作成されているときは、訪問リハビリテーション計画を作成する必要はない。

2.居宅療養管理指導を利用できるのは、通院が困難な要介護者に限られる。

3.訪問看護ステーションから訪問する場合であっても、理学療法士、作業療法士が訪問する場合は、訪問リハビリテーションに分類される。

4.短期入所療養介護の最大の役割は、緊急の治療を集中して行うことである。

5.通所リハビリテーション(一般にデイケアと呼ばれる。)が提供できる事業者は、病院、診療所及び介護老人保健施設に限られる。

 
>>>医療・保健分野(問題27~問題45)解答へ進む
>>>介護福祉分野(問題46~問題60)問題へ進む
>>>予想問題・解答 目次へ戻る

ページ先頭へ戻る